【PRESS部】「週刊ビル経営」 連載第2回目!!
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【記事全文】
沖縄軍用地投資のABC
第2回 沖縄へ行けば、基地を見られるの!?
こんにちは。ユニバーサル・リアルティ:玉岡です。
前回より始まりました「沖縄軍用地投資のABC」。ご覧いただいた皆さまより、大変多くの反響をいただき、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
皆さまからのお声の中に、「この夏、沖縄へ旅行に行くけれど、軍用地を見学できますか?どうやって購入すれば良いのですか?」という質問がありました。
答えとして、その「殆どは立入禁止」となっています。米軍ないし自衛隊の、基地の中が大半ですので、防衛上の理由から、立入りはできないこととなっています(一部の「伊江島補助飛行場」「オクマレストセンター」など立入りできる基地もあります)。
立入りできないとなりますと、「どうやって売買をしているの?」というご質問を受けます。
まず法務局には、通常の不動産同様に、①登記事項証明書、②公図、③地積測量図が存在します。現地へ立入りが出来ないということで、④航空写真(自治体等提供のもの)、⑤併合図(航空写真と公図が合わさったようなもの)から、物件のだいたいの場所を知ることができます。もちろん、売主となる方は「権利証」や「登記識別情報通知」を所有しています。
また毎年、固定資産税等を納税していますので「納税証明書」。加えて、国から借地料を受け取っていますので「土地賃借料算定調書及び土地明細書」が地主会(第3回以降で解説予定)から送付され受け取っています。それらと印鑑証明書や公的身分証明書で本人確認をおこないますので、安心してお取引していただきやすいかと思います。(現地へ立入りができない基地は、測量ができませんので「公簿売買」になります。)
所有権移転には、沖縄の司法書士さんが登記を担当していただくことになります(地主会への加入は仲介会社によって差異があるようです)。
何となく安心して購入できそうだな。
とは言え、実際に沖縄へ頻繁に行くことはできないし、2番目のご質問「どうやって購入すれば良いのですか?」ということについてです。
沖縄軍用地と検索すれば、沖縄の不動産会社や地元ポータルサイト等から、沖縄軍用地の情報を得ることができます。海外不動産や遠隔地不動産など、物件を見ずに購入した経験がある方は、各サイトの問合先へご連絡いただければと思います。しかし、物件現地を見ることが出来ない物件、不安が伴うという方や対面を希望される方々は、当社のような東京にある不動産会社へ依頼したり、出向いてくれる沖縄の不動産会社へ依頼したりという状況です。当社は自社の仲介業だけではなく、他社で購入する方へのアドバイス業も行っておりますので、ご活用いただければ幸いです。