【沖縄軍用地部】週刊ビル経営:連載第8回『沖縄軍用地投資のABC』
沖縄軍用地投資のABC
第8回 「3月」は購入に最適な時期!?
はいさい。ユニバーサル・リアルティ:玉岡です。皆さま、全国的に歴史的な大寒波・大雪に見舞われ、厳しい冬となっておりますが、お元気でしょうか。
私、2月も、東京・吉祥寺のオフィスから出張で沖縄へ行って参りました。最高気温20℃ちょっとという快適な陽気に、この沖縄の魅力と、以下の工事等から、大いなる発展の可能性をより一層感じております。
那覇空港へ到着しますと、「ゆいレール」の地下にあたる部分に、2022年3月に貫通した、長さ約1kmのトンネルの出入口を見ることができます。
そのトンネルを含めた、那覇空港から豊見城・名嘉地ICを結ぶ、約5.7kmの「小禄道路」が、総工費およそ1,240億円のビッグプロジェクトとして進められています。
この「小禄道路」は、国道331号線の渋滞緩和と、高速道路へ繋がるということで、中部や北部への観光や物流の波及効果を期待されております。
文章ではピンと来ないかもしれませんが、那覇市や浦添市の渋滞に影響を受けることなく、中部や北部へ行けるという新しい選択肢が増えることで、利便性向上は間違いないと思います。
また、ご存じの方も多いと思いますが、株式会社刀(代表取締役CEO森岡毅)さんが推進する「沖縄 新テーマパークプロジェクト」、COSTCOさんの沖縄県初出店など、ビルオーナーの皆さまにとって、話題性の高い開発が目白押しの「沖縄」の今を感じて参りました。
前置きが長くなりましたが、今はまさに確定申告の時期。ということで、多くの方が相続対策を考えることから、沖縄軍用地について、税理士さん等からのお問い合わせやご紹介が増えております。
タイトルにあります、「3月は購入に最適な時期!?」という事ですが、例年、沖縄軍用地の借地料の基準となる、㎡単価の見直しがこの時期にあります。
前回の第7回でお伝えしましたように、例年㎡単価(借地料)は、平均1%ほど複利で上がってきた歴史があります。
そのため、借地料が上がりますと、4月からは新借地料に対して、倍率(人気のバロメーター)を掛け算しますので、販売価格の見直しが行われるのです。
単刀直入に申し上げれば、殆どの沖縄軍用地が、4月を迎えるたびに値上がりをしてきた、という歴史があります。
その歴史からも、現金で購入をする皆さまは「3月末までに残金決済をしたい」と、値上がり前の駆け込み需要が、毎年この3月に生まれているのです。
反対に、売主さんの気持ちとしては、4月以降に販売した方が、販売価格が自然と上昇する可能性がありますので、売り急がない・一度売ることを中断する、という方々も一定数いらっしゃいます。そのため、物件数が一時的に減少することで、前述の駆け込み購入希望の方々にとっては争奪戦となり、物件の動きが平時以上に活発となります。
本コラムの読者の皆さまには、是非とも安心して、良いご購入をしていただけるよう、努めさせていただきますので、沖縄軍用地へご興味ございましたら、お気軽に私どもまでご相談ください。沖縄は暖かく、まだまだ寒い地域と比べますと、快適にお過ごしいただけます。ゴルフ・花粉症対策・越冬などで、沖縄へお見えになった際に、このコラムを思い出していただければ幸いです。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。